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「究極の飼料」
エサを極めることから雪乃醸は始まりました。

選び抜いた飼料で育った豚「雪乃醸」
一般的な豚はトウモロコシなどの穀物を主体とした配合飼料で育てられていますが、雪乃醸は
エコフィードと呼ばれる発酵食品(酒粕、ビール酵母、乳酸菌飲料)などを自ら配合し、育てられています。
発酵飼料を与えて健康に肥育された豚は脂肪が純白で融点が低く、とろけるようなうまみの豚肉となります。

エコフィードとは?

環境に優しい「エコ」と、飼料を意味する英語「フィード」を合わせたエコフィード。
食品廃棄物を減らし、輸入穀物の代わりに使うことで飼料の自給率アップにつながるとして国も普及に力を入れています。エコフィード(eco-feed)とは、食品残さ等を 利用して製造された飼料。
エコフィードの利用は、食品リサイクルによる資源の有効利用のみならず、飼料自給率の向上等を図る上で重要な取組です。

リンネファームでは、このような飼料を与えています。

酒粕、ビール酵母、乳酸菌飲料、菓子くず、麺くず…豚肉の肉質には飼料が大きな影響を与えます。
一般的な豚と全く異なる飼料を与えることで、どこにもない味わいの豚肉となりました。

発酵飼料が、爽やかな口どけを作ります

食品工場から発生する副産物を与えることで、肥育期は一般的な配合飼料を一切給与せずに育てられています。資源循環に貢献するだけではなく、特徴のある肉質が実現できました。オレイン酸が多いことで、脂に甘みがありしっとりとした食感となります。また、融点が低いため、口どけよくさっぱりとした味わいの肉質です。
さらに、リノール酸が少ないことで、軽やかな味わいとなりました。しっかりと長期肥育しているため、赤身は味わいが濃く、旨味を感じる肉質です。かみしめる歯ごたえを楽しんでいただきたいと思います。

分析結果の解説

全体的に甘みに関係する数値が高く、脂の旨味を味わいやすい肉質です。

雪乃醸は、通常の豚肉よりオレイン酸が高く、最後まで風味を損なうことなく、おいしく食べてもらうために大切な「あぶらが酸化して風味を損う」事がなりにくいといえます。

酸化がすすむと「過酸化」といって、不快なにおいを発したりする原因になります。

また、飽和脂肪酸のステアリン酸は、コレステロールを低下させる働きもあります。

リノール酸は血中コレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる働きがありますが、過度の摂取はアレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクを高めるためよくないため、低い程良質とされています。

雪乃醸は、「美味しさ」の旨味・甘味のバランスに優れ、かつ、ヘルシーで現代人の食生活にも非常にマッチした豚肉と言えます。

雪乃醸は一般的な養豚と異なり、おがくずを敷料とした飼育を行っています。おがくずを敷くことで驚くほど匂いが少なくなり、豚舎内の環境が良好に保たれます。また、豚舎の中の豚の数は通常の半分程度と、ゆったりとした環境で飼育をしています。

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エコフィードで高品質なサイクルを目指す リンネファーム

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